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    • CommentAuthoryuko.k
    • CommentTimeJun 11th 2009 編集済み
     permalink
    「とりあえず声に出して、読んでみよう。」

    名前は知っているのに読んだことのない戯曲。せっかく読み始めても、どう読んだらいいか分からなくて、途中で諦めてしまった戯曲って、ありませんか。

    シェイクスピアとかチェーホフとか。岸田國士に、三島由紀夫。ギリシア悲劇だって読んでおきたいし、近松門左衛門や、鶴屋南北だって読んでみたい。けど、そうはいっても戯曲なんてなかなか1人では読む機会ありませんよね。

    だからといって人類のせっかくの遺産を、ぜんぜん読まないまま死んでしまうのは勿体無い。そう思ったので、「戯曲を読むための場所」を作ることにしました。

    戯曲の言葉は本来声に出し、耳で聞かれることを前提に書かれてあります。1人では読みづらい古典戯曲も、みんなで声に出して読んでみることでずっと親しみやすくなることがあります。

    今回は折角なので、shelfが次回作で取り扱う作家、イプセンを読もうと思ってます。近代演劇の父といわれるイプセン。近代演劇の父といわれるイプセン。その戯曲には、現代にいたる近代以降の人間が抱え込んだ、業というか、この愛すべき屈折した人間の性のエッセンスが詰まっています。

    今回のワークショップは、10月に名古屋~東京~京都を巡るshelf新作の、制作プロセスの一環として行われます。

    一口にワークショップといってもいろいろですが、今回は特に、ありがちな俳優訓練のようなものではない、実践的な創作ワークショップを企図しています。演出家はもとより、出演が確定している俳優や一部スタッフも参加。先ずは原テキストを皆さんと「読む」ことから、皆さんとの対話から作品創作を始めたい。

    勿論、ただ読むと言っても、文学テキストを読む、そういった朗読みたいな読み方ではなく、

    如何に“クリエイティブに”テキストを読むか。
    声に出すということが実はどれほど“クリエイティブ”な行為足り得るか。

    という二点に着目しつつ前のめりの作業としての「読み」を企図しています。

    俳優・演出家はもちろん、演劇は観劇がもっぱらという未経験の方、初心者の方もご参加頂けます。

    朗読が上手いとか下手だとかはさておき。あなた自身の、生きた“声”を聞かせて下さい。
    皆様のご応募をお待ちしております。

    ※見学のみの受講も可能です。お気軽にお問合せ下さい。

    古典といわれる名作戯曲はすべて、時代を超えて今に残っている、それだけの力と理由があります。一緒に読んで、考えてみましょう。現代演劇について考えたり、同時代の戯曲を読むときにもきっと役に立つと思います。

    【日程】6月26日(金)~27日(土)
     26日(金)18:30~22:00
     27日(土)14:00~18:00

    【料金】
    1日3,000円(二日間連続参加 5,000円) ※戯曲コピー代込
    ※参加費は事前にご予約の上、当日受付にてお支払いください。

    【定員】
    20名程度

    【対象】
    一般

    【会場】
    名古屋演劇練習館アクテノン 名古屋市中村区稲葉地町1-47 tel. 052-413-6631

    【お申し込み方法】
    下記要項を、shelfワークショップ担当までご連絡下さい。FAX・メールでもけっこうです。

    ・お名前(ふりがな)
    ・年齢
    ・ご職業
    ・ご住所
    ・電話番号
    ・e-mailアドレス
    ・演技経験の有無(有りの場合、具体的に)
    ・希望日程 □通し □単発(  日)


    【お問合わせ】
    shelf tel. 090-6139-9578 e-mail. info@theatre-shelf.org


    主催 / shelf
    協力 / 七ツ寺共同スタジオ