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    • CommentAuthormya_i
    • CommentTimeMay 11th 2014
     permalink
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    あごうさとし演劇公演
    -複製技術の演劇- パサージュ3
    ヴァルター・ベンヤミン最後の30分
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    昨年、東京・大阪で上演しご好評を頂いた作品を京都にて再演致します。
    (第9回アトリエ劇研舞台芸術祭参加)

    「演劇は原則的に複製可能である」
    本作は、2012年より手がける、連作「パサージュ」の完結作品。演劇の複製可能性について、一連の実験作を通じて検証してきました。今回は、「演劇は複製可能である」という結論を導くための手法の構築をめざします。言い換えれば、演劇においての空間と俳優の存在を問い直す作業を行います。

    主旨
    ■演劇の構成要件として「声」の存在が必須であるという仮説を実証する
    ■演劇作品に適した身体とは何か?を検証する

    「ベンヤミン最期の30分」を演劇化 【上演時間約30分】
    ポルトボウで、モルヒネ自殺をしたドイツの文芸評論家、哲学者、翻訳家、社会学者ヴァルター・ベンヤミンの最後の30分を演劇化します。今正に死を迎えようとするベンヤミンは、生死の敷居を超えて幼い頃から見えていた「せむしの小人」と対峙します。歴史を動かすせむしの小人は、絶えずベンヤミンの側におり、彼をまた死に導こうとします。それは小人を仲介者として同時に、救済の時間を告げるものでもあります。ここでいう救済とは、全ての忘れ去られた記憶が蘇ってくる時間というものです。忘れられた様々の記憶は、「物」を通じて、ベンヤミンの視界に入り込んできます。カフカのオドラデクのような、通常生きている人間には見えない造形が現れます。最後に、ベンヤミンの自我は解体され、記憶の中に溶け込んでいきます。その記憶とは、純粋言語とベンヤミンが呼んだ聖なるエクリチュールとして還元されようとします。

    ■スケージュール *全5ステージ
    7月4日(金) 19時
    7月5日(土) 13時/16時/19時
    7月6日(日) 14時
    *開演の30分前より受付開始、15分前より開場
    *各回終演後にポストトークを開催 (詳細は決まり次第当サイトにて発表)
    *上演時間約30分(予定)
    *未就学児童の入場はご遠慮いただいております

    ■会場
    アトリエ劇研
    京都市左京区下鴨塚本町1 TEL:075-791-1966

    ■入場料
    前売 2500円 / 当日 2800円(税込み/スタンディング)

    ■詳細
    http://www.agosatoshi.com/passage3_2014

    ■公演に関するお問い合わせ
    Mail:agopassage@gmail.com

    ■スタッフ
    作・演出 あごうさとし|ドラマトゥルク 仲正昌樹(金沢大学法学類教授)
    舞台監督 浜村修司|照明 池辺茜|音響 小早川保隆|映像 三谷正(Pixel Engine LLC.)|特殊造形 原泰英|制作 井上美葉子(ARTCABINET)
    主催 特定非営利活動法人劇研・アトリエ劇研|助成 公益財団法人大阪コミュニティ財団・大塚伸二基金・公益財団法人全国税理士共栄会文化財団