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    • CommentAuthorjyuuroyku
    • CommentTimeMar 20th 2014 編集済み
     permalink
     本年2014年、重力/Noteでは、ヘンリック・イプセンを題材にした新作の上演と、2013年6月に上演したポルトガルの詩人・ペソアの再演を予定しています。その他、リーディングなどの企画にも定期的に取り組む予定です。
     俳優・スタッフ含め、みなさまのご応募お待ちしております!

       募集締切:3月28日(金)必着
       詳細はこちらから→ http://www.jyuuryoku-note.com/?page_id=466
       お問い合わせ:重力/Note制作部 info@jyuuryoku-note.com

    *************

    ― なぜ、今、古典なのか ―
     

     劇団「重力/Note」では、既存のテキストを用いながら、物語そのものではなく、言葉の響きやニュアンス、作家の思想などを集団創作のスタイルで作品化してきました。

     活動期間中に取りあげる作家としては、主にノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン(新作)とポルトガルの詩人フェルナンド・ペソア(再演)を予定しています。そのほかリーディングなどを定期的に取り組むスケジュールとなっています。特にイプセン企画では、上演すること以外に、創作のプロセスを定期的に開示していくことやそれらを一冊のドキュメントにまとめることを予定しています。ただ漠然と古典とされている戯曲を上演するのではなく、繰り返し現在の社会状況や歴史の変遷との擦り合わせを試みて、何が上演可能なものとして残るのか、問い直したいと考えています。それは同時に、既存のイメージとして作られてしまった、それぞれの職能や創作過程そのものを問い直す作業にもなると思われます。

     それでも舞台藝術に可能性を見出したいのだと言い切るためのプロセスとして、いま必要な在り方とは何か。現在生きているこの時代に、どんな演劇の在り方が可能なのか、そしてそれは趣味としてではなく、ひとりひとりの生や来るべき社会のモデルになりうるものなのか、そんなことを一緒に考え実践していくことに興味のある方であれば大歓迎です。
                                         

    重力/Note代表 鹿島将介



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    【重力/Noteとは】
     東京を拠点に活動。世界と人間を取り巻く様々な力の運動を記述した《場》を提供し、それらを通じて観客とともに世界と人間とのあいだにある沈黙について想起していくことを目的としている。演劇とは「《喪われた経験》へ向けられた追悼行為である」とし、人類史上において破局的な経験を描いている作家/テキストを中心に取りあげながら、演劇表現の可能性を追究している。俳優の身体や舞台美術といった物質としてそこにある素材や、声・音・光・時間などといった痕跡を残さない素材を駆使して、存在の生成と消尽の運動を記述していく。
     これまでに『職業◉寺山修司(1935~1983/1983~2012)』(12)、F/T12公募プログラム参加作品『雲。家。』(同)、『リスボン@ペソア』(13)、第20回BeSeTo演劇祭BeSeTo+参加作品『偽造/夏目漱石』(同)を発表。

    劇団HP  http://www.jyuuryoku-note.com/
    Twitter  @Note1069
    Facebook https://www.facebook.com/jyuuryokuNote